昨日の夜、サイエンスZEROを見ていたら気になることを言っていた。

福島で農作物と土壌の関係を調査した結果

福島の土地は幸いなことに土壌が粘土質なのでセシウムを吸収し、結果作物がセシウムを吸収する率は、
他の土壌の5分の1である。

ええ? 8月頃同じNHKのBS番組でこんなのがあった。

ウクライナのナロジチとかいう村で不調を訴える住民がいるので、獨協大学の准教授が調べた。
ここの村の人たちは、近くの森で採れるキノコを売って生計をたて、かつ自分たちもよく食べている。
キノコの汚染度が高いのでその森に行って調査すると、畑や牧草地よりも、はるかに土壌汚染度が高かった。
原因は
森の土壌が粘土質のためセシウムは土の中にしみこんで行かない。
土壌のセシウムは根から葉へ、そして土へと循環が25年間繰り返されている。

こういう内容だった。
たしかに粘土質の土壌はセシウムを吸収するが、同時に延々と排出続けることになる。
だから福島の粘土質の土壌は現在確かに他の土壌の5分の1だが、5年後10年後は逆に高くなっている事にならないのかな?

疑問なのは同じNHKの番組なのに・・・

セシウム134は2年で半減
137は30年で半減との事。