また山が消える 

消える山7
住宅地になる8000m2の山は道路の右側

消える山6
緑の多い場所には川崎市が散歩歩道の案内板や柱を立てている

消える山8
見るとかなりの傾斜になっている。 左側や奥は平だったので開発が早かったようだ。
この傾斜地を住宅地にするにはかなりの土砂が必要となるだろう

消える山9
下から見ることにした。
最近市が整備した山道。
ちゃんと見ると右側には柵があって立ち入り禁止になっている。
右側が市に寄付された山のよう。

消える山10

消える山11

消える山12
26年から工事予定なので、杉達も今年限りの命だね。
それにしても寄付された山は住宅地になる山の3倍から4倍の広さなので、面積は30000m2前後はあると言うことか?
自治体に寄付された緑地は募ったボランティアの努力(!)によって、きれいにされすぎて、狸や蛇、昆虫は住みにくくなるんだよね。
彼らはただ草や小さな木々を刈り取って見た目、きれいにするだけだ。
これについては話がある。
隣の町田市と横浜市の間には大きな山が続いている。
その町田市寄りの大きな山の手前、住宅地と畑の間の小高い台地にペット火葬場兼ペット霊園が建つ計画があがった。
当然周囲の住民はもう反対。
3,4年は反対運動が続いていた。(正直ここの住民でなくてよかった。私は我慢が足りないのでこんな長期の運動に駆り出されるとおかしくなる)
でも建った。 住民たちは建物の前にバリケードを作って車の侵入を防いだ。
1年近く(だったと思う)経ってからついに町田市が建物とその周辺を買い取って公園にした。
住民たの勝利だ。
だがその後がいけない。
町田市の管理下に入った山は草がきれいに刈り取られるのなど手入れが行き届き、行き場のなくなった狸が住宅地に出没するようになった。
信じられないことだが、その住宅地にいる知り合いの話では、家の中に入ってくるのだそうだ。
皮膚病で毛が無いので不潔で非常に困ると言っていた。
で、その住宅地の住民たちは町田市に狸の駆除を申し出たと言うことだ。
狸は駆除されてもいい野生動物かどうかわからない。
その後狸がどうなったかも知らない。
よく歩くヨーキーが亡くなってから、ほとんど行かなくなったから。
でもここの人たちは野良猫に対してとても寛容なんだよね。
その知り合いも何匹もの野良の面倒を見ている。


もっと先にある王禅寺自然公園がある山の一部は犬も入れないようになって環境保護をしている。
ま、市にもそういう対応ができる人がいる(いた)ってことかな。