寄り添って
よりそって
(α350 +Minolta AF 70-210mm F4.5-5.6)

ドブネズミ
近くの川(鶴見川の支流)にはカルガモが結構いる。
自分もそうだがパンをやる人が何人かいて、鳥達はよく知っている。
午後犬の散歩でいつもの時間にいつもの場所でいつものご婦人がカモにパンをやっている場面に会う。
彼女は5月に引っ越すそうだ。
食べきれいないほどのパンをもらっていたカモたちは、もっと下流で彼女を見つけられるかな?
むこうから時々会う犬を連れたご婦人が来て川を覗いている。
帰りがけの私に
ー あの黒いのは何?
見るとネズミが
ドブネズミ

ドブネズミ3

ドブネズミ2

ドブネズミ5

ドブネズミ6

ええ? ネズミってあんなにきれいだったんだ?
ー そうね。 黒いのね。 灰色じゃないの?
濃い灰色だね。 初めて見たよ。 テレビでしか見たことなかったから
ー 私もそう。 きれいだわねぇ。
目が少し悪いパンをやっているご婦人は どこ? どこ?

ドブネズミ7

ドブネズミ8
(α350 +Minolta AF 70-210mm F4.5-5.6)
あっちの穴から出てきて、パンを食べ、こっちの穴に入る。
繰り返していたが、いつまでも見ているわけにはいかず帰って来たのだった。
時々かわっぷちで蛇を見かけることがあって、何を食べて生きているんだろう、と思っていたがネズミがいるとは知らなかった。

甲本ヒロトの「リンダリンダ」の冒頭
ドブネズミのように美しくなりたい
写真には写らない美しさがあるから

ドブネズミが美しいなんて、言葉の遊びをするヤツってムカつく
と今でも思っているが、これは少しだけ
ンフ
だね。