虫愛づる記録

消え行く緑の中で 
街の昆虫や生き物たち
川崎、横浜、町田、福岡

アカムシユスリカ 雌 成虫

不明1113

不明1113b
歩いていると6ミリほどの昆虫がひらひらと飛んできてイヌマキの葉の先に留まりました。
小さな蛾かな? と思ったのですが、それにしては動作がゆっくりだったので撮ってみました。
これは何かの幼体なのでしょうか?

ほぼ全ての科を調べたのですが、正体が掴めなかったので掲示板で尋ねました。
eriyusurikaさんから次のような丁寧なお答えをいただきました。

また、この季節がやってきたと言う感じです。11月中下旬から12月中下旬にかけて、年一回の発生です。幼虫は真っ赤な色をしています。釣りの餌としても利用されることも多い、アカムシユスリカの雌成虫です。
学名はPropsilocerus akamusi(Tokunaga, 1938)。エリユスリカ亜科に属するユスリカで、この亜科では珍しく体液中にヘモグロビン様の色素をもちます。
湖沼、ため池で発生します。一時期、霞ヶ浦や琵琶湖で大量に発生し、迷惑外注としても問題になっていました。
泥底質下に生息し、夏季は泥の中に深く潜って、夏眠しています。
この種は(中国、シベリアにも近縁種がいます)、一応エリユスリカ亜科に位置づけられていますが、系統的には結構離れた一群だと思っています。実際、オーストラリアの研究者がDNAに基づいて解析した結果もこの考えを支持しているようです。


ユスリカの仲間は脚が長いのが特徴だと思っていたので意外でした。
ドイツ語サイトで似たような仲間を見つけました。
Zuckmucke - Weibchen
Chironomidae sp.
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