キマダラセセリ  セセリチョウ科
キマダラセセリ2
キマダラセセリ
キマダセセリ3
それこそ目にも留まらぬ速さで飛ぶのはこのジェット機スタイルだからこそですね。
こういう進化をしたのはなぜセセリチョウだけなんでしょうね。
触覚や翅の翅脈がないことから蛾の特徴も持っていると言う人もいます。
そこでふと思ったのですが、蝶と言う言葉は枕草子には出てきますが、蛾は出てません。
あの有名な短編集堤中納言物語のなかの「蟲愛づる姫君」とかにも。
蛾 古典 で検索してもノーヒットです。
何と蛾は古語で「ヒヒル」だったんですね。
蝶の意味にも使われていたのでは、という意見もありますが、それなら蝶という言葉はいつ使われ始めたのでしょうね?
中国から蝶と蛾を表す言葉が入って来て、「ひひる」は死語化した。
(ヤフー知恵袋で発見)
蝶と蛾を区別する言葉があったらちゃんと利用しますよね。
ちなみに 奄美大島、与論島、沖縄では蝶も蛾も、それぞれ「ハペラ」「パピル」「ハベル」と呼んでいたそうですが、すごい、フランス語の発音のようです。
ちなみに仏語、ドイツ語も個々の名前はありますが、全体としては蝶も蛾も同一名詞ですね。

 雨の季節が始まりました。